自宅で白髪染めするとなぜ痛む??その理由と対象法を銀座美容師が分かりやすく解説

こんにちは

銀座美容師の藤原哲哉です

気軽に美容室行きたいけど様々な理由があって行けない方多いですよね。。。

とりあえずカラーだけ自分でやってみよう!!

と思った方は1度この記事を読んで下さい

  • 時間が無くてなかなか美容室いけないから、自宅でカラーしたら次第に髪の毛がゴワゴワになってしまった
  • 美容師と同じように塗っているのになんで痛むの?
  • プロじゃないからよく分からない

自宅で白髪染めをした方から、このような質問や相談をよく聞かれます。。。

ボクも手軽に白髪染めが出来れば良いと思うのですが、手軽さの裏にはやはり代償(ダメージ)があることをご理解ください

この記事では

  • なぜ自宅でカラーすると痛むのか?
  • 自宅カラー(ホームカラー)と美容室でのカラー(サロンカラー)の違い
  • 痛みにくいカラーのやり方
  • オススメのカラー剤

が分かります

少々きびしく書いておりますが、自宅カラーのデメリットをしっかり理解して、キレイに見える染め方をマスターしましょう

クリックして読める「目次」

痛ませてしまう、やりがちな失敗例

時間を置きすぎる

しっかり染める為にはある程度時間を置かなければいけませんが、置きすぎてしまうとダメージの原因になります

20分前後を目安に流して下さい

洗い残しがある

カラー剤をキレイに流さないと、ダメージする事はもちろんですが

頭皮の炎症や毛穴がつまってしまう原因にもなります

髪の毛の長さによっても違いますが、3分〜5分はシャンプーから流し終わるまでの時間をかけて下さい

※爪で頭皮を傷つけないように指の腹で洗って下さい

自分の髪質に合っていない

市販のものは1人1人の為に作られている訳ではありません

髪の毛が太い方も細い方も一緒ですし、

ダメージしてるところ、ダメージしていないところも一緒です

なので本来優しい薬剤で染まる髪質なのに、刺激の強い薬剤で染めている

これがダメージの原因になります

前頭部と後頭部の時間差

1人でカラーしてしまうと前後で時間の差が出来てしまいます

必然的に最初に薬剤をつけたところが付けてからの時間が長くなり痛んでしまいます。
最後につけた所は時間差が大きい場合は染まっていない事もあります

薬剤の塗る量

顔まわりなどキレイに薬剤をつける事が出来ていても後頭部は見えないのでつけ過ぎてしまう事が多いです

※薬剤が付きすぎていると浸透が早くなりダメージの原因になってしまいます

髪の毛の中にカラー剤の悪い成分が残ってしまう

髪の毛は元々弱酸性になっていますが、カラー剤はアルカリ性で出来ています

そのアルカリの成分が髪の毛に残ってしまうと時間が経てばたつほど痛んでしまいます

カラーした直後はキレイに見えても数日経つと痛みを感じてしまうのはこのアルカリが髪の毛に残っているからです

美容室で白髪染めするのと何が違うの?

  • 1人1人に合ったオリジナルの薬剤
  • 塗るスピードが速い
  • 適切な時間管理
  • 薬剤の均一な量を塗る事が出来る
  • カラー剤の悪い成分の除去

これを自宅で出来れば美容室と同じようなカラーが出来ますが、正直慣れていないと面倒ですよね

美容室の白髪染めを使えば大丈夫!?

最近は美容室のカラー剤をネットで購入する事も可能です

市販のものよりはダメージを抑える事が出来るますが、美容室のカラー剤も色々な種類があり一般の方は選ぶのが難しいです

美容師に選んでもらう事で、色味や明るさは問題ないですが、塗るのはご自身ですので技術が必要になってきます

痛みづらいやり方はあるの?

痛みづらい方法を説明する前にまずは避けてほしい塗り方

根本から毛先まで全て染めること

毛先と根本のダメージの差があるので同じ薬剤を使用すると必ずと言っていいほど失敗します

痛まないと言わないのは、カラー剤を使用した時点でどんな方法をしても少なからずダメージになるからです

なので新しく生えてきたところ=根本のみを染めて頂くことになります

しかし上記でもお伝えしましたが、後頭部は塗りづらくムラになりやすいです

ムラになると直すのにまたカラーすることになるのでダメージにつながってしまいます

痛まないカラーの仕方

Tゾーンカラーです

Tゾーンカラーの詳しい内容はこちらの記事のを1度見て下さい

オススメのカラー剤は?

Tゾーンカラー専用のカラー剤があります

美容室でもよく使われているミルボンのカラー剤です

ほんのり明るく染めたい方は7を選んで下さい

地毛と同じくらいに染めたい場合は5を選んで下さい

※どちらも時間の置きすぎには注意、20分が目安

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