- 自宅で白髪染めをする時の手順を知りたい
- 白髪染めをするときに必要な物は?
- 何に気をつければキレイに染めれるの?
このようなお悩みのに銀座美容師、ヘアケアマイスター1級の藤原哲哉がお答えします
実際に美容師が色を選んでも暗くなってしまったり、白髪が染まらないなどの失敗を相談されます
失敗の原因は正しい手順で白髪染めをしていないことでした
そこで本記事で解説している13ステップを使って頂ければ失敗するリスクを軽減できます
加えてあると便利なアイテムを紹介していますのでまだ持っていない方は参考にしてみて下さい
アレルギー(ジアミンアレルギー)がある方もできる白髪染めも解説していますので最後まで見ていただければ幸いです
初心者が市販の白髪染めを使った時の手順
僕が実際にサロンでやっている手順を元にした、自宅でも失敗しないような手順はこちらです
時間がきたら白髪染めをすぐに流せるように準備しましょう
白髪染めが皮膚につくと中々落ちないので必ず塗りましょう
体全体をおおってくれる長さのものを使いましょう
胸までの長さですと服にカラー剤がついてしまう可能性が高くなってしまいます
もみあげを塗る際にカラー剤が耳につくのを防ぐためにイヤーキャップをつけましょう
(ワセリンを耳に塗るのもいいですが少し気持ち悪かったです)
手袋は手にしっかりフィットするサイズを使うと塗りやすいです
市販のカラー剤に入っているものは大きいサイズのものが多いです
塗る範囲は顔まわりと分け目のみにしましょう
顔まわりと分け目をティッシュでおさえると白髪の染まりが良くなります
1分でも時間が誤差が出てしまうと暗くなってしまったり白髪の染まりが悪くなってしまうと思って下さい
余分な白髪染めを落としやすくする、染まりを良くするために行います
色持ちを良くするためには髪の保護が必須になってきます
トリートメントをつけてからクシなどで優しく馴染めせてあげると手触りも良くなりますのでお試しください
白やベージュなどの明るい色のタオルを使うと色がついてしまう可能性があるため黒やダークブラウンなどのタオルを使いましょう
市販の白髪染め初心者が用意しておくと役立つアイテム
黒のタオル(ダークブラウンNG)
洋服の襟や首にカラー剤がつくのを防ぐために首に巻くタオルです
タオルをしないし状態でヘアカラーケープはキツく締めると首がチクチクてしまいますが、タオルを巻くことでチクチクストレスからも解放させるのでタオルを用意して下さい
ボロボロになったタオルは掃除で使えるのでわざわざゾウキンを買う必要がなくりますので一石二鳥ですね
黒いヘアカラーケープ(カラークロス)
カラー剤は飛び跳ねてしまう事が多いので、衣類を守るためには必須アイテムです
付属のケープは首回りしか保護できないので、出来れば全身をカバーできるサイズのものがあると安心です
保護クリーム(ワセリン)
生え際(顔と髪の境目)にカラー剤が付くことを防ぎます
塗り終わった後、生え際にティッシュをつける際の粘着剤にもなるので塗る事をオススメします
イヤーカバー
もみ上げや耳周りを塗る際に必ずと言っていい程、耳にカラー剤が付いてしまいます
気付かずにに放置していると耳が真っ黒。。。
(こんな失敗談もよく聞きます)
イヤーカバーを付ける事で耳を保護すると同時に、もみあげや耳周りの細かい所を塗る際に耳を気にする事が無くなるので時間短縮にもなります
ハケ
付属品は薄く柔らか過ぎてしまい塗りにくい上にカラー剤をこぼしやすいです
その為時間が掛かってしまい、色ムラの原因になってしまいます
僕たちが使っているものですと厚みがあり、ほどよい硬さがあるのでカラー剤を適切な量を取りやすい為、塗りやすいです
ゴム手袋
市販に白髪染めに入っている手袋はサイズが大きいので使いづらいです
手にフィットする手袋は非常に塗りやすく、もみあげなどを塗るときの細かい作業がスムーズになります
女性はSサイズ、男性はMサイズが目安の大きさです
半分にしたティッシュ4〜5枚
顔まわりや分け目の部分につける事で髪が浮いてくるのを防ぎます
ピンと立ってしまう白髪を防いだり、カラー剤の塗布ムラを無くすために必ず貼って下さい
※頭皮が弱い方は頭皮用の保護スプレー
市販のカラー剤は刺激が強いものが多いので、少しでもお肌が弱い方は頭皮を保護しましょう
荒れてしまうと治るのに時間がかかりますし、シャンプーなどをする際に痛みが伴います
様々な保護剤がありますがスプレータイプが1番使いやすかったです
自宅で白髪染めの時は根本だけ
13ステップを守っていただいても全体を染めようとすると必ずといっていいほどムラになったり、思った色と違う色になってしまいます
そのため、根本だけ染めるようにしましょう
特にご自身から見える範囲の顔まわりと分け目だけを塗るようにすれば失敗も少なくすることができます
全体を塗ったときにムラになる原因は
- 根元と毛先のダメージが違う
- 根元と毛先の明るさが違う
- 自分から見えないところはキレイに塗れているかわからない
- 全体を塗ろうとすると最初に塗った所と最後に塗った所の時間差ができる
素人の方がこの全てを把握することはできないと思って下さい
そのため
これが失敗せずに、キレイな髪でいられる1番大切な事です
白髪染めをする時の5つの注意点をおさらいしよう
- 根本だけ塗る(顔まわり、分け目)
- 白髪染めを混ぜたらすぐに塗る
- 白髪染めをたっぷり塗る
- パッケージに書いてある時間を守る
- 洗浄力の弱いシャンプーを使う
根本だけ塗る(顔まわり、分け目)
全体を塗るとムラになりやすかったり、痛んでしまうので自分で染める時は見える範囲の根本を染めましょう
顔まわりと分け目だけ塗るようにして頂ければ、失敗はかなり軽減できます
白髪染めを混ぜたらすぐに塗る
白髪染めに限らずカラー剤は混ぜるとすぐに反応します
時間が経つほど染まりが悪くなるので混ぜたらすぐに塗りましょう
白髪染めをたっぷり塗る
根本の髪が白髪染めで隠れていなければ、薄く塗っている証拠です
薄く塗ってしまうと白髪の染まりが悪くなり、時間を多くおくことになるので必ず隠れるくらいたっぷり塗りましょう
パッケージに書いている時間を守る
時間を長く置いてしまうと暗く染まってしまったり、痛む原因になるのでパッケージに書かれている時間はしっかり守りましょう
失敗する1番の原因が時間を長くおきすぎたことによるものなのでスマホなどのタイマーを使って時間管理しましょう
アレルギーの方、上手く塗れない方は白髪染めシャンプー&トリートメント
ジアミンアレルギーでカラー剤が使えない方やヒリヒリしやすい方は白髪染めシャンプー、トリートメントを使ってみてはいかがでしょうか
アレルギーの原因であるジアミンが入っていない頭皮が荒れてしまう心配がありません
1回では染まらないので1週間以上は使い続けましょう
白髪染めシャンプー、トリートメントをこちらの記事で詳しくまとめましたので参考にしていただければ幸いです
自宅でキレイに白髪を染める|まとめ
キレイに白髪を染めるためにもしっかり手順を守って下さいね
今回ご紹介してアイテムは実際に僕が使っている物が多いので使いやすいものばかろですので参考にしてみて下さいね
最後まで読んでいただきありがとうございました
些細な事でもいいので質問などありましたら公式ラインまたはこちらからお問い合わせください